紫外線対策としてのラッシュガード
ラッシュガードをあくまでも紫外線対策として着用するのであれば、実際にラッシュガードを購入する時には、99％以上の紫外線遮断率を持つ「UPF50＋」の表記があるかないかをチェックすることが必要です。
この「UPF50＋」とは衣類の紫外線防御指数であり、この場合、肌に害を及ぼす紫外線を50分の1以下にカット出来るという意味を表しています。このような表記のないラッシュガードは日焼けの防止には役立ちますが、肌に害のある紫外線を防止するためには十分な機能を持っていません。
ですから、特にレディースやベビー用、そして子供用のラッシュガードを選ぶ場合には、この「UPF50＋」の表記があるものにした方が良いというわけです。
紫外線はその波長の長さによって3種類に分けられています。波長の長い方からA波(UVA)、B波(UVB)、C波(UVC)となります。波長の短い紫外線ほど、人体にとっては悪い影響を与えるようになるとされているわけですが、
実際には、波長が短いほどオゾン層によって吸収されやすくなるので、そういった紫外線は地上にまで到達しにくくなります。地上に到達することになる紫外線のおよそ90％はA波であり、その残りがB波ということになります。
B波の量はA波の量にに比べればかなり少なくなるわけですが、皮膚に与える影響はA波の1000倍も有害であるとされているのです。